こちら、メンテナンスの『ふるさん』です。
リノベーション工事竣工から、三ヶ月程過ぎてメンテナンスのご依頼がありましたので、お邪魔させて頂きました。
全体の外装・内装を工事させてもらいほぼ新築同等の仕様になっているK様邸ですが、生活し始めるといろいろと汚れやキズにしたり出てきてしまったと所を見て行きます。
まずは、玄関引戸。
YKKのコンコードという片引き戸ですが、オートクローザのバネ調整をします。
強すぎても弱過ぎてもダメなので、ゆっくりしっかり閉まる様に何度もテストして調整します。
レールやガイドのチョットしたホコリ詰まりも動きの悪くなる原因なので、使われている方々は注意して見て下さい。
また、室内の壁には塗り壁のダイアトーマスを施工しております。
こちらはビニールクロスと違って、調室・消臭などに効果の期待できる自然素材の材料ですが、素材自体が柔らかいもので、擦ったり、ぶつけたりすれば、キズや凹みも出来ますしコーナー部分は欠ける事もあります。
福工房では、竣工時に微量ですがお客様にタッチアップ材として、一瓶分材料をお分けしております。
その使い方を今回は山本棟梁も同行してもらい、実際にご自宅でキズ直しを体験してもらいました。
まずは、ダイアトーマスが瓶の中で粒子と液体に分離していますので、よく振って混ぜて下さい。
画鋲やクギ穴程度の補修でしたら、絵具の刷毛などで穴をつぶすように塗り重ねるだけでOKです。
大きなキズや範囲の広い箇所では、2cm巾程度のヘラ(今回は、コーキング様のヘラ)を用紙してもらいます。
瓶からヘラで材料を少量取り出し、パテ処理(平滑にする感じで)撫でて行きます。
性質状、乾いてくると少し表面が痩せて凹みやすいので、盛り気味が良いと思います。
乾燥してから、この部分をサンドペーパーの細かいヤスリでけすれば、殆ど分からなくなります。
皆さんも一度試してみてはいかがでしょうか?
2015年11月01日
その後の様子…お邪魔しました
posted by ふるさん at 12:38| Comment(0)
| 福工房
この記事へのコメント
コメントを書く